工業簿記の考え方

簿記2級を目指す場合には、商業簿記と工業簿記の

知識が必要になります。


商業簿記は3級からステップを踏んで勉強していくけれど、

工業簿記は、2級から登場してくることもあり、

イメージが沸かないという方も多くいます。


また、商業簿記と工業簿記は一体の物ですが、全くの

別物と考えている方も多くいらっしゃいます。


工場等を保有し、製品を製造するための原価を集計できないと

会社の儲けを正確に把握することが出来ません。


その製品の原価を集計し、仕訳として記録するのが

工業簿記です。

したがって、原価をどう捕らえるかと言うことから

いくつかの集計のパターンを勉強するのが2級の

工業簿記だと思ってください。


1級では、そもそも原価とは何か、それをどう把握すれば

良いのかと言う原理的な考え方を原価計算として学びます。


ですので、2級の工業簿記は、原価のあるべき論と

いうよりは、どう集計するかと言う技術的な手段の勉強が

主になります。


したがって、今何を学んでいるのかを常に意識して勉強をして下さい。

2級の工業簿記では、原価計算の方法を、次のような観点で

分類して、それぞれの仕訳の作成の方法を勉強します。

・総合原価計算と個別原価計算

・実際原価と標準原価

・直接原価計算

また、原価際の分析についても簡単に学びます。


いろいろと新しい概念を学ぶことになるので、それぞれ、

まずは何について(つまり上記のどこの部分について)の

話なのかを常に意識してみて下さい。


そして、もう一つ、勘定連絡に慣れてください。

材料・労務費・経費が仕掛品にわたり、製品に払い出される。

基本は、この流れです。


実際の製造現場では一つの仕掛ではすみません。


また、製品も複数製造しています。


そこで、材料・労務費・経費がどのように流れて最終的に

製品に流れていくのかを考えて、捉えて頂ければと思います。




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